社会人の自己啓発にオススメの資格10選!

社会人

みなさんは現状のご自分に満足できていますか?知識や能力、年収などを含めて、ご自分が思い描いていた人生を送れていますか?
おそらく自身を持ってYESと答えられる方は多くないでしょう。本記事では社会人がより満足度の高い人生を送れるよう「自己啓発」についてご紹介します。

昨今、自己啓発本や自己啓発セミナーなど「自己啓発」を耳にする機会は増えたと思いますが、本記事ではなぜ社会人に自己啓発がおすすめなのか、具体的にどんなことをしたら良いのか詳しくご紹介していきます。

自己啓発とは?

自己啓発とは興味があることを自ら学び、知識や能力を向上させることを指します。

会社から「この資格を取りましょう」と言われて取るのではなく、自ら「こんなことを勉強してみたい!」と思って、行動に移すことが自己啓発にあたります。

自己啓発のメリット・デメリット

続いて、社会人が自己啓発をするメリットとデメリットをご紹介します。

自己啓発は当然デメリットもありますので、闇雲に行うのではなく、なぜ自分は自己啓発したいのかをしっかりと明確にすることが大切です。

メリット

まずは、自己啓発によるメリットを4つご紹介します。

  • キャリアアップに繋がる
  • 仕事の幅を広げられる
  • 没頭できることがあることで人生が豊かになる
  • 新しい繋がりができる

キャリアアップに繋がる

定番ですが、自己啓発を通じて新しい知識やスキルを身につけることでキャリアアップに繋げられることが期待できます。

例えば、特定の資格を取得したことで外部委託していたことを内製化できるようになったり、今までとは違う業界に転職することができたり、キャリア面でさまざまなメリットがあるでしょう。

仕事の幅を広げられる

仕事の幅を広げられることも自己啓発のメリットの一つです。

例えば、会社員としては事務仕事を行っていても、副業でライターやパーソナルトレーナーを行うなど、これまでとは全く異なる分野に挑戦することも可能になります。

「好きなことだけで食べていくのは心配」という方には、ダブルワークで安定したお給料とやりたい仕事の両方を実現することができるでしょう。

没頭できることがあることで人生が豊かになる

没頭できることがあることで人生が充実するのもメリットと言えるのではないでしょうか。

社会人になるとどうしても繰り返しの毎日に感じやすく、気づいたら一年が終わっていたということも多いかと思います。

仕事や家事、育児などの「やらないといけないこと」だけではなく、「やりたいこと」を生活の中に織り込むことで人生が豊かになることが期待できます。

新しい繋がりができる

新しい繋がりができるのも自己啓発の魅力の一つです。

セミナーやスクールなどを通じて、同じことに興味がある人と知り合うことも可能です。

類は友を呼ぶと言うように、自分のコンフォートゾーンを出て、新しい環境に身を置くと、自然と気の合う人に出会えるというのはよくある話です。

デメリット

続いて、デメリットを2つご紹介します。

  • 時間とお金がかかる
  • すぐにキャリアアップに繋がる保証はない

時間とお金がかかる

はじめに、時間とお金がかかることです。
スキルアップは一朝一夕では行えないため、当然時間がかかります。

例えば、資格取得に向けて毎晩30分は勉強すると決めるなど、継続する力が必要となってきます。

また、お金もかかります。最近では無料で学習できる教材などもありますが、内容のクオリティなどを考慮すると有料の教材を利用することをおすすめします。

すぐにキャリアアップに繋がる保証はない

スキルアップしたからと言ってすぐに昇級や転職できる保証はありません。

会社によっては、特定の資格を取得すると昇級できると明確になっているところもあるかもしれませんが、大抵の場合はそうとは限りません。

そのため、いつか必ず役に立つと信じて、まずは新しいことを身につける楽しさにフォーカスすると良いかもしれません。

社会人の自己啓発に資格取得がオススメ!

社会人におすすめの自己啓発はズバリ「資格取得」です。

「英語が得意です!」とアピールしても、その人の「得意」がどれくらいなのか客観的に測るのは難しいですが、「英検1級を持っています!」と言われると、その人の英語力を把握することができますよね。

資格を持っていることで、客観的に自分の知識やスキルを証明することができるので、社会人には資格取得を目指しながら自己啓発することをおすすめします。

先述した内容と重複する部分もありますが、資格取得することでキャリアアップや昇級に繋げられることができます。

例えば、会社ではプログラマーしか担当させてもらえなかったとしても資格を取得することで、システムエンジニアにステップアップし、単価が向上するなどです。

また、システムエンジニアが英語を勉強することで、システム開発だけではなく、そのシステムを海外に売り込む営業職を行うことができるようになるなど、仕事の幅を広げられることも期待できます。

社会人の自己啓発にオススメの資格10選!

ここからは具体的に社会人の自己啓発におすすめの資格をご紹介します。

TOEIC

TOEICは日常生活を送るために必要な英語力を測るための試験です。

990点満点で700点以上取得していると一目置かれるでしょう。

昨今、どの企業でも英語力が必要なのが現実です。自己啓発初心者の方や、何を勉強したら良いかわからない方は汎用性の高いTOEICに挑戦していただくと良いでしょう。

英語力は仕事以外でも洋書や海外ドラマを楽しんだり、海外旅行に行ったり、プライベートでも役に立つでしょう。

マイクロソフト・オフィススペシャリスト(MOS)

MOSはMicrosoft Office Specialistの略で、社会人が高頻度で使用するExcelやWord、Power PointなどのMicrosoft製品のスキルを証明できる資格です。

パソコンの使い方は自己流でも学習できますが、資格取得を目指して体型的に学習することで、同じ作業内容でもより効率的な方法を習得することが期待できます。

企業としては生産性が高い社員の方がありがたいですよね。MOSは非常に汎用性が高いため、自己啓発初心者の方や、社会人歴が短い方におすすめの資格です。

効率よく仕事が行えるようになると、自分自身も早く仕事が終わらすことができて嬉しいですね。

ITパスポート

ITパスポートは情報システムやネットワーク、ハードウェア、ソフトウェア、データベースなどITに関する基本的な知識が問われる資格です。

英語力と同様に、昨今ではITに強い人材の需要がどの企業でも高まっている傾向にあるため、IT部門でなかったとしても取得していて損はしないでしょう。

基本情報技術者

基本情報技術者もITに関する資格ですが、ITパスポートと異なり、システム開発に特化した内容が問われます。

IT技術者への登竜門と呼ばれ、システムエンジニアを目指す方には是非取得していただきたい資格です。

また、システム開発を学ぶと、ものごとを体型的に整理して、ロジカルに考える力を習得することができるのも魅力の一つです。

全体を俯瞰して、論理的に物事を考えながら進める能力は社会人にとって必要不可欠のため、現在システム開発に携わっていなくても役立つ資格と言えるでしょう。

簿記

簿記は会計や経理など企業の「お金の流れ」にまつわる資格です。

仕事をする際に、つい目先の作業に意識が集中してしまいますが、企業の貸借対照表や損益計算書といった財務諸表を読み解き、会社の経営業況を理解できると、これまでより一つレベルの高い仕事に繋がるでしょう。

会社の経営状況を数字から理解できるようになると、転職をする際の企業選びにも役立ちます。

ビジネスマナー

ビジネスマナーとは身だしなみ、言葉遣い、文章の書き方、接客、電話応対などのマナーを問われる資格です。

マナーと聞くと堅苦しいイメージがありますが、仕事をスムーズに進めるための礼儀や作法と思っていただくと良いでしょう。

皆さんの周りにも、「この人のお願いなら協力しよう」と思える感じの良い人はいませんか? 仕事において対人関係は非常に大切です。
相手に良い印象を与え、自分もストレスなく物事を進めるためにもおすすめの資格です。

キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントとは、相手の持っている能力や知識をもとに、その人に適した職業のアドバイスを行ったり、将来のキャリア形成の相談に乗ったりする専門家です。

最近では、少子高齢化により労働力の現象や、ビジネスの多様化により、これまで以上に企業と労働者の需要と供給をマッチさせるのが難しくなりました。

「入社してみたけど、聞いていた話と違う」「前の企業の方がよかった」などというトラブルを防ぐためにも、専門家に相談し、自分に適した働き方を見つけたい方が増えており、コンサルタントとしての需要も右肩上がりです。

ファイナンシャル・プランニング技能検定

ファイナンシャル・プランナーは年金や税金、保険、投資、生活設計などといった個人における経済状況のアドバイスをする専門家で、検定ではその知識が問われます。

こちらは古くからある資格ですが、ここ数年で資産運用や税金対策など個人での自由度が増したことで、専門家への相談が増加し、需要が高まっています。

まずは自分の資産形成にも役立たせることができるため、社会人にはおすすめです。

社会保険労務士

社会保険労務士は企業における社員の労働や保険などの専門家です。

これまでの資格に比べて少し難易度が上がりますが、社員が安心して働けるようにするためには重要な存在で、企業があり続ける限り社会保険労務士のニーズも継続するでしょう。

中小企業診断士

中小企業診断士は、企業の経営状況を分析し、目標を達成したり、課題を解決したりするためのアドバイスをする専門家です。

最近では、スタートアップ企業なども増えているため、技術やアイデアはあっても経営はこれから学んでいく経営者も多いのが実態です。

そのため、中小企業診断士の需要も増加傾向にあります。こちらの資格も難易度は高いですが、将来の働き方の選択肢を増やすためにも是非目指していただきたい資格の一つです。

まとめ

社会人の自己啓発におすすめの資格を10つご紹介しましたが、いかがでしたか?

何か学びたいけれど、具体的に学びたいことが明確になっていない方は、まずは汎用性の高い英語やITスキルなどがおすすめです。これを機に是非、新しいことを習得してみませんか?

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