同じように見えて違う。おしゃれな人の特徴とは
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「おしゃれな人」ーーそれはカジュアルやモード、ガーリーやナチュラルなど、ファッションのジャンルによって印象は様々。特徴のあるジャンルのコーデでおしゃれというのはパッと見た目で判断しやすいけれど、シンプルな服装なのにおしゃれに見える人は何が違うのかがわかりにくいですよね。でもどこか自信があり、凛としていて、余裕のある佇まい。その雰囲気はどこからくるものなのでしょう。そんな「おしゃれな人」の内側を、これから15の共通点として掘り下げていきます。自分に当てはまるもの、全く当てはまらないもの、今は違うけれどそうなりたいもの。客観的に自分を見つめつつ、ひとつひとつ比べていきましょう
一見シンプルなのにおしゃれな人の15の共通点
おしゃれな人は自分をよく知っている
①ベストなサイズ感を把握している
自分のサイズを把握していなくても、店頭で試着できるのならばイメージにぴったりなものを選ぶことができます。けれど最近はネットで服を購入する機会も増えてきました。家に届いて着てみたら思っていたより小さかった、イメージと全く違った、という経験はありませんか? 同じMサイズでも、ブランドによって違いがあるもの。また、その服をどう着たいかによってサイズ選びも変わってきます。例えば「ウエストインで着たい場合、トップスは少し大きめサイズで丈が長めの方がよい」「自分のサイズがこれくらいだから、このくらいのオーバーサイズならばだらしなく見えない」など。ネットでも必ずサイズ表を確認して頭の中で着ている自分をイメージする。そのために、まずは自分のサイズ感を把握していることが大切です。
②自分に合う色、着たい色のバランスをわかっている
ブルベ・イエベ。一度は耳にしたことがあるのでは? 肌の色や髪・瞳の色などから判断し、それをベースに四季に例えて自分に合う色をわける、パーソナルカラーと言われているものです。ただ、これに頼りすぎるのはおしゃれの幅を狭めてしまうので注意が必要。本当におしゃれな人はまず自分がどんな色が似合うのかを把握していて、それを軸にトータルの色のバランスを見てアイテムを選んでいます。そこにはパーソナルカラーで似合わないとされる色を差し色に使うことも。似合う色を選ぶことは基本ですが、自分の好きな色・着たい色をバランス良く取り入れることもファッションを楽しむ上で大切です。
③似合う髪型やアレンジの方法を知っている
おしゃれな人は髪型に手を抜きません。なぜなら、髪型次第で顔の印象が全くと言っていいほど変わる重要なパーツだから。似合うか似合わないかは実際に試してみないとわかりませんが、その経験を経て、自分に似合う髪型を貫いている人もいれば、いくつかのパターンを持ち合わせている人もいます。一見ルーズに見えても、実は計算しつくされた髪型ということも。似合わないと最初から決めつけずに、まずはなりたい髪型を色々試してみること。その中から自分に本当に似合う髪型が見つかるはずですよ。
ブレない軸を持っている
④原動力となる理想像やこだわりがある
「憧れの人」や「こうありたい」という理想の姿やこだわりはありますか? それはファッションに限らず、性格や生き方でもなんでも良いです。自分の中で指針があればそこから大きく外れることはありません。それがはっきりしていて上に向かって真っ直ぐ突き進んでいく姿はやっぱり輝いて見えるし、なにより進むことを楽しめる人はかっこいい。おしゃれな人にはそういった「原動力」があるのです。
⑤トレンドに流されすぎない
今流行っているからと買ったものの、ブームがすぐ終わって着れなくなったという経験、ありませんか? それが色ならば問題ないですが、特徴のある形のアイテム――例えば肩出しトップスやビスチェ、ダメージデニムやベルボトムなどは特徴がありすぎる故に流行が過ぎた途端に「ダサい」と認識されがちです。また、トレンドを追ってばかりいるとシーズンが変わるたびにイメージが違うのでコーデの一貫性がなくなり、それはもはや「おしゃれな人」ではなくただの「ミーハーな人」になってしまいます。トレンドに左右されず、他のアイテムと合わせやすく、かつ自分が好きで長く着られそうなものを選ぶことができたらシンプルかつおしゃれな人への第一歩です。
⑥ブランドに頼りすぎない
好きなブランドって誰もがひとつはありますよね。ただ、いつもそのブランドの服だけでコーデを完成させている人、まわりにもいませんか? 確かにそのブランド内だけであればテイストが同じ場合が多いので、トータルのバランスはとりやすいのかもしれない。でも、それはおしゃれの視野を狭くしていることに他なりません。もしそのブランドの方向性が変わった時、自分もそれに合わせて変えるのでしょうか。違いますよね。そのブランドのどういう所が好きなのか自分の中できちんとわかっていれば、他のブランドで同じテイストのものでも柔軟に取り入れる事ができるようになりますよ。
細かい部分まで気配りを忘れない
⑦靴やバッグ、小物遣いの取り入れ方が上手
おしゃれな人は、小物の重要性をよくわかっています。室内だけであれば服のみで完成しますが、外出の際にはやはり小物は必要。それが服のテイストに全く合っていなければ、せっかくのコーデが台無しに。形や色使い、素材も含め、服とのトータルバランスを考えてコーディネートすることがポイントです。例えばワントーンコーデにはバッグを差し色として使ったり、キレイ目スタイルには靴をスニーカーにしてカジュアルダウンする、など。細かなテクニックをさりげなく取り入れることでおしゃれ度はアップしますよ。
⑧洋服やアイテムを大切に扱う
どんなに素敵な服でも、シミがある・色が褪せている・シワが寄っている……となればそこばかり気になってしまいますよね。それがシンプルなコーデならば尚更。洗濯でも、その洋服に合っていない洗い方をすれば生地の寿命を縮めてしまうことも。せっかく気に入って買ったものだから、大切に長く使いたい。だからひとつひとつの服の状態を確認し、丁寧に大切に扱う。そうやって大切にされた服を長く着ている人は、意識的にもおしゃれさんなのです。
⑨美しい姿勢を意識して、服の形を活かす
同じ服を着ていても、着る人の姿勢によって全く印象が変わってきます。背筋をピンと伸ばして顎を引いた方が、スラっと背が高く、スタイルもよく見えますよね。洋服のテイストによってはわざと姿勢を低くして着崩す事もありますが、基本的にはどんな服も真っ直ぐ立った前提で形が作られています。本来の服の形の美しさを最大限に活かすには、それに見合う美しい姿勢を意識して着るということが重要です。
余計なものを持ちすぎない
⑩クローゼットは着る服しか置いていない
「当たり前じゃん」と思うかもしれませんが「持っている服の数は多いけど実際着る服はその中の一部だけ」という人、結構いるのでは? 流行遅れだけど高かったしもったいなくて捨てられない。サイズが少し小さいけど気に入っているし、いつか痩せたら着ようと思ってとってある。そう言って結局着ることのないままクローゼットの肥やしになっていく……。そのような服は必要な人にあげるか売るか処分してしまいましょう。今の自分に似合う服、着たい服だけをクローゼットに置く。わかりやすい基準は「1年着なかったアイテムは今後も着ない」ということ。自分のコーデのパターンがある程度決まれば自然と服の買い方も変わり、着ない服の数を減らす事ができますよ。
⑪バッグの中の持ち物は最小限
バッグがいつも物でパンパンな人は、大抵使わないものまで入れている事が多いですよね。「もしこんな事が起きた時に必要だから」「今日は必要ないけど明日使うから入れっぱなしにしておく」など、心配性の人によくありがち。荷物の分重くなるので肩や腕などに余計な負担がかかり、物を取り出す時も時間がかかってしまう。見た目もスマートとは言い難い。絶対に必要なものであればもちろん問題ないですが、それ以外の外出の際は予定に必要なものだけ持つように、普段からバッグの中身を整理しておきましょう。
⑫部屋に余計なものがなく、統一感がある
おしゃれな人は、服装だけではなく普段暮らしている部屋もスッキリおしゃれな場合が多いです。シンプルな服装が好きな人ならば部屋も余計なものが無くシンプル。まとまりのないコーデの人は、やはり部屋の雰囲気も統一感がなくワードローブの中もごちゃっとしている傾向に。物が多くても全体的に統一感があって整理整頓が得意なのであれば問題ないのですが、そうではない人はまず物を持ちすぎない事が、シンプルでおしゃれな部屋への一番の近道です。
心からおしゃれを楽しんでいる
⑬いくつになってもアンテナを張っている
例えば、筆者が昔街で出会ったオシャレなおばあさん。綺麗に切り揃えられた白髪のボブスタイルで、鮮やかな花柄のシャツとロールアップデニムにスニーカーという若々しいコーデに衝撃を受けました。とても似合っていたからです。年齢を重ねるとだんだん自信がなくなり、みんなと同じような年相応で無難な洋服を選びがちです。でも、どんな服でも着こなすことさえできれば年齢は関係ない。同じ年齢でも常にアンテナを貼って情報を更新している人とそうでない人ではこんなにも差があるんだと、そのおしゃれなおばあさんに教わりました。
⑭どんな場面でも自分らしさを忘れない
結婚式や子供の入学式などのイベント時によく感じることですが、みな似たような服装をしていませんか? 女性はファッションの種類が豊富とはいえ、 TPOをわきまえつつドレスコードもあるという制限された中で、いかに個性を出せるか。おしゃれな人は、たとえ同じ服装であっても必ず自分らしいアイテムやエッセンスを取り入れています。好きなテイストの小物や、スタイルがよく見えるベストな丈感、こだわりのネイル。そういうところでさりげなくまわりと差をつけられるのが、おしゃれな人なのではないでしょうか。
⑮新しいもの、出来事にワクワクする
「私はこれしか似合わない」「これが好きだから他はいらない」と新しいものを最初から受け入れないのはとても勿体ないこと。おしゃれな人の性格はそれぞれですが、共通するのはやはりみな「新しいものに関心がある」ということです。新しいアイテムやトレンドを見つけたら「これをどうやって自分に取り入れよう」「そのままでは使いにくいからこうやってアレンジしてみよう」など、ワクワクしながら頭の中で自分に一度落とし込んで使うか使わないかを決める。それはまるで、子供の頃に着せ替え人形ではじめて新しい服を着せる時のような。そんな気持ちを忘れずにいたいですね。
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