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大好きなマンガやアニメの同人誌を作って即売会で販売したいけれど、何から始めれば良いのだろう?と迷う方も多いようです。
同人誌を作るには、原稿の作成以外の事務的な手続きやスケジュール管理も重要。
ここでは同人誌を作るときの手順と注意事項をお伝えします。
参加するイベントを選択、申し込み方法を確認する
同人誌即売会といえば、東京ビッグサイトで開催される「コミケ」が有名ですが、コミケ以外にも全国各地でたくさんのイベントが開催されています。どのイベントに参加するかを決め、公式サイトで参加方法を確認して、指定された方法で参加申請します。
例えば、コミケに参加するためには、半年前に申込書を購入した上で抽選に申し込み、当選しなければなりません。
誰でも必ず参加できるわけではないので注意しましょう。
計画を立てて、同人誌の作成を開始
イベントの日程に合わせて「この日までに原稿を仕上げて入稿する」「この日までに印刷が終わる」と、スケジュールを立てます。
「せっかく原稿を作ったのに印刷できなかった・・・」ということがないよう、時間に余裕を持ったスケジュールで作成しましょう。
原稿が完成したら印刷注文&入稿
原稿が完成したら、表紙と本文のデータを揃えて印刷の注文と入稿をします。
原稿がまだできていない状態で、先にご注文・お申し込みは、仕様変更(ページ数や納期)の可能性を考慮して、なるべくお控えください。
入稿前にチェック!
また、入稿前に以下の点をご確認下さい。
奥付を付ける
奥付を作成し、発行責任者の所在を明確にしてください。奥付には
- 発行年月日
- サークル名、著者名
- 連絡先(メールアドレスやTwitterアカウントなど)
- 印刷会社
を入れるのが一般的です。
注文するサイズと、データのサイズが合っているか確認
例えば、B5サイズで注文しているのに、入稿したデータはA4で作成している、などです。
注文内容と、データが合っていないと、修正して再入稿になってしまいます。(納期が遅れる場合も・・・!)
塗り足しは3mm
仕上がりサイズから上下左右3mm外側まで色や画像を伸ばして作成しましょう。
塗り足しがないと、ほんのわずかな断裁ズレができた場合に、印刷物の端に白い部分(用紙の色)が出来てしまうことがあります。
塗り足しが付いていませんで塗り足しの方法、塗り足しの基本について説明しています。
裁ち落としで切れてほしくない文字や絵がないかチェック!
仕上がり線の外側にセリフや文字、断ち落とししたくない画像がないかをご確認ください。
切れては困る文字、写真や図版は、仕上がりサイズより3mm内側(塗り足し外側からは6mm内側)に配置すれば問題なく印刷されます。
内枠、原稿線を削除する
マンガの原稿は、内枠や原稿線が残っている場合があります。
必ず入稿前に削除しましょう。
成人表現の作品には指定の対応を
成人を対象とした作品では、表紙に「成人向けアイコン」「18禁アイコン」を入れます。
商用可のフリーアイコンがたくさんあるので検索してみましょう。
マンガやイラストは、全ての該当する箇所に修正処理をした上で入稿してください。
特に修正処理にはモレがないよう、念入りにご確認ください。
搬入手段の確認
完成した同人誌は、日にち指定で会場まで宅配便で搬入するほか、ご自宅へお届けすることも可能です。
会場への配送を希望される場合、申し込み時に配送場所や日時を印刷会社にご指定下さい。
ほとんどのイベントで宅配便での搬入が可能です。
自宅と会場に分けて搬入することもできる印刷会社もあります。
注文前に確認して、希望があればご利用ガイドに沿って、申し込みましょう。
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