予算・旅先は?両親へのプレゼントに旅行を送る際のポイントを紹介!

国内旅行

両親に感謝の気持ちを伝えたいのに、普段は気恥ずかしくてなかなかストレートに話せないという方は多いのではないでしょうか。そういった方は誕生日や結婚記念日、還暦祝いなどのお祝いの機会に旅行をプレゼントするのがおすすめです。以下では、両親に旅行をプレゼントする場合の選び方や想定しておくべき予算について紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

プレゼントの方法の種類

旅行をプレゼントする場合には、カタログギフト、旅行ギフト券、ネット予約といった方法が考えられます。ここでは、それぞれの使い勝手や注意点について、順を追って見ていきますので、ニーズに合うものを選ぶようにするとよいでしょう。

カタログギフト


まず一つ目のカタログギフトというのは、結婚式の引き出物などでも良く用いられるもので、それをプレゼントされた人は、自分でカタログ内に掲載されている商品やサービスの中から好きなものをチョイスすることが可能です。ギフト券のようにどれくらいの値段がするかが分かりにくいため、プレゼントするには適したアイテムとなっています。このカタログギフトには様々なタイプがあり、その中から旅行を中心にラインナップされているものを選んで両親に送れば、遠方にいる両親が自分で行きたいところを選んで旅行できるというわけです。掲載されている旅行プランのほとんどは、移動のための交通手段や現地で滞在するホテルなどがすべて入ったツアー商品になっていますので、普段あまり旅行しないような人でも安心して利用できるでしょう。

また、カタログには旅行の様子をイメージできるように、ホテルや観光名所の写真や説明がふんだんに盛り込まれています。そのため、両親が旅行に行く前からあれこれ想像を膨らませながら、どこに行くかを楽しんで考えられるというのもカタログギフトを贈るメリットであるといえるでしょう。プランの中には、名の知れた旅館やホテルに加えて、クルーズやゴルフ、エステなどを体験できるようなものも含まれていますので、両親がそういったアクティビティに関心があるという場合にも喜んでもらえるはずです。

旅行ギフト券


二つ目の旅行ギフト券は、昔からプレゼントの定番として用いられているアイテムです。紙幣のような形状をしているものが定番ですが、それ以外にカードタイプのギフト券も発行されるようになっています。いずれのタイプの旅行ギフト券も、額面通りの金額で国内旅行や海外旅行の支払いに充てることができるという点では同様です。カタログギフトの場合は、カタログに掲載されているプランしか選べませんが、旅行ギフト券であれば、プレゼントされた人が、対象となる旅行代理店に行って、自分が好きなプランを選んで支払うことができます。ツアー商品だけでなく、宿泊費や交通費、サービス代などにも使えますので、両親が普段から頻繁に旅行していて旅慣れているという場合に贈るにはピッタリのプレゼントといえるでしょう。ただし、一部のホテルなどを除き、いきなり予約してギフト券で支払ったりはできないという点に注意が必要です。

なお、カタログギフトの場合には、あらかじめ定められている期限までに商品を選ばなければ権利が失効してしまうのに対し、旅行ギフト券の場合には有効期限が定められていません。そのため、いつでも好きな時に両親が旅行に行けるというのも旅行ギフト券のメリットであるといえます。

ネット予約


三つ目のネット予約は、両親に代わってインターネットの予約サイトを使って彼らが希望する条件で旅行を予約するというものです。あらかじめスケジュールや行先などを聞いておけば、それを基に、プレゼントする側でプランを選べば、両親は何もせずに旅行を満喫できるというわけです。ネット予約のメリットは、何といっても、ホテルなどに直接申し込む場合と比べて、お得な料金のプランが多いという点です。また、中には記念日用のアニバーサリープランもありますので、そういったものを選んでおけば、現地にサプライズを用意しておいて両親を喜ばせることも可能です。

なお、両親が高齢などの理由で、紙のパンフレットがないと旅行のイメージが伝えにくいからといって、ネット予約を嫌厭される方がいますが、ネット予約であっても電子パンフレットが用意されているケースがほとんどですので、それだけの理由で利用しないというのは損です。どうしても紙のパンフレットが欲しいというのであれば、電子パンフレットを印刷して、両親に渡してあげればよいでしょう。

予算はどれくらい?

次に、両親に旅行をプレゼントする場合の一般的な予算水準について、イベントごとに紹介します。

父の日・母の日・誕生日の場合


誕生日や母の日、父の日といった毎年やってくる記念日に旅行をプレゼントする場合には、だいたい3万円から5万円程度のものを選ぶというのが一般的です。一度きりのプレゼントとして贈るのであればもう少し予算を増額しても問題ないのですが、定期的に何かしら贈ろうと考えているのであれば、あまり高めの金額にしてしまうと負担が大きくなるので、これくらいの水準にしておいた方がよいでしょう。

休日よりも平日のプランの方が同じ値段で内容が充実している場合が多いため、すでに両親がリタイヤして平日に旅行に行けるのであれば、オフシーズンを狙って5万円の予算で旅行プランを選べば、かなり贅沢な旅をプレゼントできるはずです。リゾート地にあるホテルのペア宿泊プランやアクセスのよい温泉宿など、両親が利用しやすいプランを選択できるカタログ型の旅行ギフトも人気ですので、そういったものを贈るというのも一案です。

還暦祝いの場合


誕生日などと異なり還暦祝いは、一生に一度しかない貴重なイベントですので、もしそこで両親に旅行をプレゼントする場合には、なるべく予算も多めに用意したいところです。もっとも、人によって懐具合は違うため、一般的な水準を見ても10万円から50万円くらいまでかなり振れ幅が大きくなっています。両親が還暦になる頃には、子供もそれなりの収入を得られる年齢になっているケースが多いため、プレゼントの予算も高額になりがちなのですが、一方で子育て真っただ中のような場合にはなかなかそこまでの余裕がなく10万円程度に抑える場合も少なくありません。あくまでも、家計に無理のない程度で予算を組むようにするのがおすすめです。

仮に、10万円の旅行をプレゼントする場合、国内であれば歴史ある老舗旅館に2人で温泉旅行に行くくらいのことは可能です。30万円くらいまで出せるのであれば、海外に足を延ばしてアジアのリゾート地でゆっくり過ごしてもらったりもできるでしょう。さらに、50万円を超えるくらいの予算が用意できるということであれば、ヨーロッパの名所を巡るパッケージプランなどかなり贅沢な旅を楽しんでもらえるはずです。

金婚式などの場合


結婚50周年の節目である金婚式は、すべてのカップルが迎えられるものではないだけに、それを祝う場合には、なるべく高級な旅行プランを贈りたいところです。そういった考え方は、一般的な予算水準にも反映されており、少なくとも10万円以上の旅行をプレゼントするケースが多いようです。なお、金婚式を迎える両親の多くは、70歳代半ば以上であるはずですので、ハードな海外旅行よりものんびり過ごせる2泊3日程度の国内旅行を贈る方がよいでしょう。10万円の予算であれば、ゆっくりと温泉につかったり、名物料理に舌鼓を打てるような贅沢なプランが選べますので、両親の希望を踏まえてそういった旅行をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

プレゼントにおすすめの旅行先

最後に、両親に旅行をプレゼントする際におすすめの行先を紹介します。

奄美大島


まず一か所目は、鹿児島県の南側にある奄美大島です。飛行機を使えば鹿児島から50分ほどで行けますし、東京からでも2時間半ほどで到着できるため、アクセスの便は良好です。周りを美しい海に囲まれているほか、マングローブの原生林や満天の星空、ホエールウォッチングを楽しめるスポットなど、見どころには事欠きませんので、思い出に残る旅になるに違いありません。夏だけでなく、意外に冬も温暖で過ごしやすいため、人込みを避けるのであればあえて冬場の旅行をチョイスするのも良いでしょう。

北海道


二か所目は北の大地として知られる北海道です。自然が豊富に残されているというのはもちろんのこと、それ以外にも新鮮な魚介類や温泉も楽しめるため、両親に喜んでもらえること間違いなしです。一言で北海道といってもかなり広いので、あちこち移動し続けるツアーを選んでしまうと両親が途中で疲れ切ってしまうおそれがあります。せっかくの旅行を楽しんでもらうためにも、魚介類を満喫したいのであれば函館、美しい花畑を鑑賞したいのであればラベンダー畑で知られる富良野や美瑛というように、行先を絞ったツアーを探して予約するのが良いでしょう。なお、冬場は冷え込みが厳しいため、できれば気候が温暖な初夏から秋口にかけての時期に旅行するのがおすすめです。

箱根


三か所目は神奈川県の西側にある箱根です。東京や横浜から手軽に行ける温泉地として知られていますが、温泉以外にも美味しい料理や大自然の景観、美術館巡りなどを楽しめるスポットでもあるので、数日滞在しても飽きることはありません。また、箱根といっても、温泉やショッピングスポットである箱根湯本のほか、海賊船を模した遊覧船やボートを満喫できる芦ノ湖周辺など、エリアごとに雰囲気は異なりますので、目的に応じて滞在地を選ぶようにするとよいでしょう。現地までの移動時間が抑えられるため、現地でのんびりしたいという希望がある場合にはピッタリの旅行先です。

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