七五三写真をおしゃれに撮影!スタジオの選び方と比較ポイント

成長の一大イベントである七五三の記念写真は、写真館や写真スタジオでプロに撮影してもらうのが人気です。

七五三写真の撮影時期やスタジオの選び方・比較ポイント、スタジオ撮影を成功させるヒントなどをご紹介します。

七五三写真はいつどこで撮る?

成長の記録を残せる七五三の写真撮影。最近は参拝をせず、写真だけ撮る人もいるほどで、七五三のイベントとして欠かせないものになっています。

お参りの日と写真撮影を別の日にする人も増えています。とくに3歳のお祝いや小さな弟や妹がいるご家族は写真撮影だけ別の日にすると、子どもの負担も少なくて済みます。

前撮りは9~10月の秋が人気ですが、4~6月の春も選べます。秋より空いているので人気の写真スタジオの予約も比較的取りやすく、夏の日焼けを気にする必要もありません。前撮りキャンペーンを利用すれば、相場より安い料金で撮影できます。最近は前撮りに加えて、12~1月ごろに七五三後撮りキャンペーンを実施しているスタジオも多く、こちらもお得。ただ冬は風邪なども流行るため、子どもの体調管理は万全にしてあげたいですね。

七五三の写真撮影は、町の写真館、または写真スタジオで撮る人が大半。明確な区分があるわけではないですが、大体以下のような特徴があります。

町の写真屋さん(昔ながらの写真館)

流行に左右されない正統派の写真を撮ってくれます。無地のバックスクリーンの前でポーズをとり、正面を向いたカメラ目線の写真を撮影するのが一般的です。撮影時間が短めなので、子どもも集中できます。

料金は撮影枚数(ポーズ数)とプリントする写真の枚数・サイズによって変わります。七五三の撮影では、子どもだけの写真を1~2ポーズ、家族の集合写真を1~2ポーズ程度撮る人が多いようです。

写真スタジオ(フォトスタジオ、こども写真館)

商業施設に入っている大手フォトスタジオや郊外の一軒家スタジオなどで、呼び方はいろいろ。おしゃれなセットが備えてあり、あえて目線を外した表情や小物・背景を変えたシーンなど写真のバリエーションが豊富。子ども撮影を専門としているところなら、スタッフも子どもに慣れているので安心。撮影時間はスタジオによって違いますが、ゆっくり時間をかけるところも多いです。

撮影料金はポーズ数にかかわらず定額になっていることが多く、アルバムや画像データなど購入するアイテムによってトータルの金額が変わります。

写真スタジオの選び方・比較ポイント

スタジオによって撮影メニューや雰囲気はさまざま。ホームページでもある程度様子はわかるでしょう。七五三撮影のスタジオを予約するときチェックしておきたい項目を紹介します。

  • 料金
    撮影料金だけでなく、写真プリント料金、衣装レンタル料金、ヘアメイク料金などトータルで比較が必要です。セットには衣装レンタル料などが含まれていることもあります。時期をずらすと前撮り・後撮りキャンペーンなどで料金で安くなりお得。
  • 衣装
    事前予約や持ち込みの可否などを確認。大手フォトスタジオは衣装の事前予約はできず、当日決めるところがほとんど。神社への参拝時にも着物を着たい場合は、外出レンタルの可否についても確認しておくとよいでしょう。撮影後はそのままの衣装で参拝に行けるところもあれば、お参り用の別衣装を貸してくれるスタジオもあります。
  • 画像の修正
    どんな姿もそのときの子どもを残したすてきな思い出ですが、どうしても歯抜けや日焼けが気になる場合は、写真の修正に対応してくれるスタジオを選ぶのも一案です。
  • 写真データの扱い
    すべての撮影写真を入れた画像データ(CDなど)は撮影後すぐに購入できるところと、一定期間経過後に購入できるところがあります。年賀状や自作のフォトブックなどに使いたい場合は、画像データの入手タイミングを確認しておくとよいでしょう。
  • 撮影中のスマホ撮影
    プロのカメラマンの撮影中にパパやママが、自分のカメラやスマホで撮影できるかはスタジオによって違います。全面NG、フラッシュなしならOK、動画のみOKなどルールはさまざまです。

写真スタジオでの撮影を成功させるコツ

一般的な写真スタジオの撮影の流れは以下のとおりです。

スタジオ撮影の流れ

【事前】予約、衣装選び(事前の場合)
【当日】衣装選び(当日の場合) → 着替え・ヘアメイク → 撮影 → 写真・アイテム選び
【後日】商品受け取り(2週間前後以降~ ※写真スタジオにより異なる)

撮影当日のトータル所要時間は2~3時間程度と子どもにとっては長丁場。成功させるヒントをいくつかご紹介します。

(1)予約の時間を工夫する
お昼寝や食事の時間を避け、機嫌のよさそうな時間に予約を入れるようにします。弟や妹がいる場合は、下の子の生活リズムも考慮するとよいでしょう。前日は早めに寝て、体調も万全に。

(2)ぐずり対策
知らない人や知らない場所で緊張してしまう子どももいます。あらかじめ一緒にホームページを見ながら撮影について話をしておくとよいでしょう。衣装を選ぶときは子どもの意見も尊重し、子どもが楽しい気分になれるようにしてあげたいですね。
弟や妹がいる場合、下の子が待ち時間に空きてしまうこともあるので、音のでないおもちゃなどぐずり対策グッズを持参しておくと安心です。

(3)家族の集合写真を撮ってもらう
七五三の主役はお子さまですが、家族や兄弟姉妹、祖父母など付き添った人たちとの集合写真もぜひ撮っておくことをおすすめ。プロによる記念写真は一生の思い出になります。大人用のレンタル着物があれば家族みんなで着物を着てみるのもすてき。集合写真に統一感が生まれ、七五三らしい特別な一枚になります。

(4)予算を決めておく
スタジオ撮影の場合、撮影後にデータや商品を選びます。どの写真もすてきなのであれもこれもほしくなりますが、アイテムを増やすほど料金が高くなるので、あらかじめ大体の予算を決めておくとよいでしょう。画像データを購入し、自分たちでなんらかのかたちにするのも一案です。

オフショットも撮ろう!おすすめ撮影シーン

七五三当日は、ぜひパパやママのカメラやスマホでもたくさん写真を撮っておくことをおすすめ。家族が撮るスナップ写真には、プロのスタジオ写真とはまた違ったよさがあります。とくにスタジオでは撮れないお参りの写真はたくさん残しておきたいですね。

スタジオ撮影ではすこしよそゆきの表情をしているお子さまも、撮影後やお参りのときはぐっと表情がやわらぎます。パパやママが撮った七五三の写真も、後日まとめてオリジナルのフォトブックなどのかたちにするのがおすすめです。

七五三おすすめ写真撮影シーン

<スタジオにて>

  • ヘアメイクや着付けをしているところ
  • ヘアスタイルや髪飾りのアップ
  • 着物や被布の柄のアップ
  • 撮影の合間にみせた自然な笑顔
  • 千歳飴や手毬などの小物

<お参り・食事会にて>

  • 神社で手を合わせている姿
  • ママやパパと手をつないで歩く後ろ姿
  • 神社の鳥居
  • 神社の「七五三詣」の看板
  • 祖父母や兄弟姉妹との写真
  • 食事会のお料理
  • 食事会の団らんの様子

七五三写真をフォトブックに!作成のヒント

フォトブックをつくるときは写真を時系列で並べて、「七五三の一日」をテーマにした一冊にまとめるのがおすすめ。見返すたびに当日の感動がよみがえります。写真撮影とお参りの日を別にしている場合は、両方が済んでから一冊にまとめるとよいでしょう。

フォトブックには、いろいろな写真があるとメリハリが生まれ、見ていて楽しい仕上がりになります。全身写真や顔のアップ写真、横写真と縦写真などうまく組み合わせて配置するとよいでしょう。千歳飴や神社の鳥居など人物なしの写真は、ページのアクセントに使えます。家族の集合写真のようなメインになる写真は、見開きで大きく使うのもおすすめです。

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