居るだけで心が穏やかに。くつろぎ空間を作るための10のヒント

お部屋で過ごす時間は、日々の疲れを癒すのに大切な時間ですよね。しかし、そこがくつろげる空間でなければ意味がありません。そこで、お部屋をくつろげる空間にするためのヒントを紹介します。ポイントを抑えるだけで簡単にお部屋がお気に入りの場所に変身しますので、ぜひあなたも参考にしてください。

自宅を一番のくつろぎ空間にしよう!

皆さんにとって、くつろげる場所ってどんな所でしょうか?ソファでゆっくりするのが好きな方、ベッドでゴロゴロするのが好きな方、テラスで日光を浴びてまったりするのが好きな方、感じ方はそれぞれでしょう。この記事では、自宅をもっとくつろげる場所にするためのアイデアを紹介します。お仕事や勉強で疲れた時には、ぜひお気に入りの空間でリラックスしてください。

Tips1:デザインコンセプトを決める

くつろぐ空間を作る上で一番大切なのが、「自分の好きなものを知る」ということです。インテリア雑誌や家具屋さん、色々なサイトを見ると流行りのデザインテイストや家具ブランドが紹介されていますが、流行に流されてしまうのが一番危険!流行っているものを選ぶのではなく、ビビッときたものを買うようにしましょう。ここからは、インテリアコーディネートの基本となるデザインテイストの代表例をいくつか紹介します。

ナチュラルテイスト&北欧デザイン

くつろぎ空間の王道は、やっぱりナチュラルデザインや北欧デザインですよね。お部屋を落ち着いた印象にでき、インテリアコーディネート初心者の方でもまとまりやすいのが特徴です。全体的に明るめのカラーで統一させ、原色などのビビットカラーは置かないことで、無難にまとまります。また、観葉植物との相性もいいので、手軽におしゃれなお部屋にしたい方におすすめのデザインです。

シンプル&シックなモダンデザイン

クールですっきりとしたお部屋にまとめたい方にはシンプルモダンなデザインがおすすめです。彩度を極力抑えてモノトーンに揃えれば、簡単に統一感が出せます。ただし、生活感や部屋の汚れが目立ちやすいので、お掃除や整理整頓が得意な方でないと、きれいに維持するのは難しいので注意してください。

シャビー&アンティークデザイン

どこか懐かしさも感じられるシャビーデザインやアンティークデザインは、大人可愛いお部屋にしたい方にぴったり♪本物のヴィンテージ家具や小物にこだわるのも素敵ですが、最近ではシャビー&ヴィンテージ風に加工された安価な既製品も増えています。そういったものをチョイスすれば、お金をかけなくてもコーディネートできます。また、DIYで加工してシャビーに仕上げるのもおすすめです。

『ちいさなブロカント雑貨のつくりかた -身近な素材を使ったフレンチスタイルのインテリア』柳美菜子(ビー・エヌ・エヌ新社)

大きな家具のアンティーク加工にチャレンジする前に、まずは小物からリメイクしてみましょう。100均などで買える日用品をシャビーに変身させるテクニックが盛りだくさんです。

ちいさなブロカント雑貨のつくりかた -身近な素材を使ったフレンチスタイルのインテリア

0円〜(税込)

男前ヴィンテージデザイン

暗めのカラーでまとめるヴィンテージデザインは、静かにお部屋で過ごしたい方におすすめです。無骨で男前な家具や小物は、若い女性にも人気なので、インテリアショップでも家具などが手軽に購入できます。ユーズド感のあるお部屋は、ラフな印象で「自分の基地」という気落ちにさせてくれるので、ぜひお部屋にいる時間が長い方は、ヴィンテージデザインに挑戦してみてください。また、ダイニングチェアを全て異なるデザインのものにするのは、最近のトレンドです。好きな家具を少しずつ揃えていく楽しさもあります。

『スクラップメイドのインテリア』伊波英吉(グラフィック社)

こちらは使い古した家具などをおしゃれにヴィンテージ風へとリメイクする方法が紹介されています。お金をかけずにヴィンテジデザインに挑戦したい方は、ぜひご覧ください。

スクラップメイドのインテリア

0円〜(税込)

Tips2:部屋の広さに合ったカラーボリューム

デザインコンセプトが決まったら、次はメインカラーとアクセントカラーを決めましょう。ただし、お部屋の広さに合った色合いとボリュームにまとめるのがポイントです!狭いお部屋にカラーを盛り込みすぎるとまとまりにくくなりますし、広いお部屋にカラーが足りないと寂しい印象になります。ぜひ、カラーボリュームを意識して家具やインテリア小物を選びましょう。

メインカラーは控えめに

出典:unsplash.com

メインカラーとは、壁・床・天井の面積のうちの25〜30%を占めるカラーのことで、カーテンやソファ、ラグなどの色がこれに当たります。これらのカラーの系統やトーンを揃えるだけで、グンとお部屋がまとまります。一番目に付く場所なので、あまり奇抜すぎるとすぐに飽きたり、くつろげないので、気をつけてください。

個性はアクセントカラーで!

個性を出したい方や好きな色をインテリアに取り入れたい方は、アクセントカラーで差をつけましょう!アクセントカラーは床・壁・天井の面積の5%程度におさめるのがセオリーです。壁にかけるアート作品や、椅子などボリュームが小さくても目に入りやすいものにカラーを取り入れると効果的です。また、クッション・ブランケットなどで個性を出せば、季節などによって模様替えもしやすくなります。

Tips3:フォーカスポイントを作ろう

フォーカスポイントとは注目点とも呼ばれる部屋のポイントとなるアイテムです。部屋の一角にお気に入りの小物や装飾品を置くだけで、空間がおしゃれになります。リラックスしている時に視界の一部に入れば、「ここがお気に入りの空間」と実感できるので、ぜひじっくりフォーカスポイントになるものを選んでみましょう。

観葉植物はリラックス効果倍増!

フォーカスポイントとしてどんなデザインのお部屋にも取り入れやすいのが、観葉植物です。小さな鉢植えを棚やテーブルの上に置いてもいいですし、大きなものを床置きにすると一気にお部屋が締まります!また、視覚的効果だけではなくリラックス効果も実証されているので、お部屋をよりくつろげる場所にしたい方は、観葉植物を積極的に取り入れましょう。

アイアンや真鍮で落ち着いた印象に

最近インテリアコーディネートの流行なのが、アイアンや真鍮などの素材です。たくさんレイアウトしすぎると重々しい印象になってしまいますが、フォーカスポイントとなるように家具の一部などに取り入れると、落ち着いた雰囲気が出来上がります。特におすすめなのが、照明器具♪少しボリュームのあるペンダントライトやスタンドライトは、インテリアのアクセントにもなります。

Tips4:日光を入れてホリスティックな部屋に

皆さんは「ホリスティック」という言葉を知っていますか?心と体のバランスを整えてあげることで、心身ともに健康的にするという意味があります。お部屋に出来るだけ多くの日光を取り入れると、気持ちがリフレッシュできるので、ぜひ積極的に日光を取り入れる工夫をしましょう。賃貸のお部屋などで日当たりを選べない場合は、メインカラーを白に近い色にすれば、少ない日光も乱反射でお部屋全体に行き渡ります。

こちらのページには、日光がもたらす健康的効果について詳しく解説されています。ぜひ合わせてご覧ください。

Tips5:間接照明やフロアライトで薄暗く

日中は日光を積極的に取り入れ、日が沈んだあとは部屋を薄暗くしてみましょう。すると、睡眠に向かってゆっくり気持ちを落ち着けられます。メインの照明器具は消して、間接照明やフロアライト、スタンドライトだけにするとリラックスできるちょうどいい暗さになるのでおすすめです。

Tips6:掃除は適度に!習慣化できる工夫を

お部屋がある程度まとまったら、それを維持していかなくてはいけません。最初のうちは徹底的に掃除や整理整頓をしていても、段々忙しくて生活感が出てくる…そんな経験をしたことのある方も少なくないはずです。きれいなお部屋を保つ最大のポイントは「頑張りすぎない」ということ!ポイントを抑えて毎日少しずつ整えてあげれば、大掃除も必要ありません。そこで、お部屋を保つためのコツを紹介します。

1つ買ったら1つ捨てる!取捨選択

収納量をオーバーしたものを買い足すのも片付けなくなる典型例です。「一つ買ったら一つ捨てる」を意識して、ミニマニストを目指しましょう!まずは、日常的に本当に必要なものを取捨選択し、しまいやすい環境を整えましょう。ポイントは、使う場所に収納場所を設けることと収納スペースの80%程度の量に抑えることです。わざわざ別の場所にしまいにいかなくてはいけなかったり、何かをどかしてからでないとしまえなかったりするのは危険!できれば2〜3ヶ月に一回、収納の中身を全て出して、断捨離すると収納グセがつきやすいです。

匂いが出るゴミはNG!好きな香りに

くつろぐ空間に欠かせないのがアロマですが、純粋に香りを楽しむためには邪魔な匂いを排除しなくてはいけません。生ゴミやペットゴミをリラックスする部屋に放置するのは絶対にNGです。何よりも先に匂いが出るゴミはこまめに捨てるように心がけてください。

無水エタノールを使わないリードディフューザー

こちらでは、無水エタノールを使わないアロマディフューザーの作り方や、可愛いリードスティックの作り方を紹介しています。ナチュラル派の方や、アロマ好きの方はぜひ合わせてご覧ください。

ヤル気が出る掃除グッズを揃える

掃除を定期的にするには、気分の上がる掃除道具や洗剤を置くのがおすすめです。生活感が出ないだけではなく、自然と掃除する気が湧いてきます。また、おしゃれな掃除用品なら、しまい込まずに出したままでもOK♪ぜひ、お気に入りのデザインの掃除用品を揃えてみてください。

手軽におしゃれな掃除グッスが購入できます♪見ているだけでもワクワクする商品が盛りだくさんなので、ぜひご覧ください。

アメリカで手軽に買える雑貨や日用品を紹介しています。キッチン用品からケア用品、ガーデニング用品などを色々なジャンルを選定しました。おすすめ商品が買えるお店についてもお話していますので、ぜひ参考にしてください。

こちらではアメリカで売っている日用品や生活雑貨を紹介しています。海外へ旅行に行った際は、現地で売っているおしゃれな掃除用品を買うのもおすすめです。

毎日の「ながら掃除」

毎日お部屋で過ごしていると、ホコリや髪の毛などが溜まってくるのは仕方がないことです。1日に1分だけでも目についたホコリを払うだけでも全然違います。「ながら掃除」もおすすめ♪例えば、Youtubeの動画を一つ見ている間だけ掃除をするなど、毎日のルーティーンにうまく掃除を取り入れましょう。また、掃除をしやすい環境にするのも重要です。あまり棚などの上に小物を置かないなど、ササッと掃除できるようにするのもポイントです。

ポイントを抑えてくつろぎ空間を作る

お部屋をおしゃれでくつろげる空間にするためのアイデアをいくつか紹介しました。帰宅してリラックスできなくては、日々の疲れも取れません!疲れをその日のうちにしっかり取るためにも、お気に入りの家具や小物を揃えて、帰りたくなる場所を作りましょう。大事なのは、頑張りすぎないことです。毎日少しずつ整理整頓すれば、お部屋でいつでもリラックスできるようになります。ぜひあなたも、ご自宅をくつろぎ空間に作り上げてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました