ネズミを見つけたらどう対処すればいい?駆除の方法・注意点をご紹介

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「ネズミの音がする気がする」「ネズミを見かけてしまった」「ネズミが家に住みついていて追い払いたい」などと悩んでいる人はいませんか?
今回の記事は、ネズミを見つけたらどう対処すればいいのか、駆除の方法や、罠を仕掛ける場所の見つけ方、業者に頼んだ場合の流れをご紹介します。
結論からいうと、ネズミを見つけたらすぐに対処する必要があります。その方法はいくつかあるので、状況に合わせて選んでください。
ぜひこの記事を参考にしていただき、効果的なネズミ駆除や駆除業者選びに役立ててください。

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ネズミを見つけたらすぐに対処した方がいいのはなぜ?

もし家でネズミを発見したら、すぐの対処が必要です。なぜなら、何十匹ものネズミが家に住みついている可能性があるからです。
ネズミは警戒心の高い動物です。そのネズミが人のいるところに出てくるということは、その場所に慣れており、そこに居着いているといえます。
また、ネズミは繁殖力が高く、多いと年間30匹以上の子どもを産むといわれています。つまり、家でネズミを見たということは、すでに家にネズミが居着いており、大量に繁殖している可能性が高いといえます。

ネズミによる健康被害

基本的にネズミは下水道などの不衛生なところで生活をし、ゴミなどを食べて生活しているため、様々なウィルスや病原菌を持っています。そのため、ネズミが家に居着き、家をウロウロすることで、人間に感染症を移す可能性があります。特に免疫力の低い小さな子どもや、妊娠している人、高齢者の方などは注意が必要で、まれに重症な症状を引き起こすことがあります。
感染症だけでなく、ネズミの体には1000匹を超えるノミやダニがいるとされています。ネズミはこれらを媒介するため、アレルギーを発症させたり、体調不良を引き起こしたりします。
ネズミが家にいるということは、人に健康被害を与え、衛生被害があるといえます。

ネズミによる家の被害

ネズミは歯が伸び続ける動物で、それを放置すると口が閉じなくなります。そのため、ネズミは歯を削るために硬いものをかじります。もしネズミが家に居着いている場合、家の柱や壁などを噛んで削っている可能性があります。実際にネズミによる家の被害は多く、大きな損害を被っている人が少なくありません。
そのため、もしネズミを家で発見したらすぐに対処する必要があります。

自分でできるネズミ駆除の方法

業者に頼まず自分でネズミ駆除を行う場合、駆除方法はいくつかあります。被害の深刻さに合わせて方法を検討しましょう。

殺鼠剤(毒餌)

殺鼠剤とは、ネズミ駆除を目的に作られた薬剤のことで、一般家庭では 毒餌 の形で用いられることが多いです。この方法は最も簡単な方法で、毒餌を食べたネズミは死に至ります。しかし、どこで死に至ったかわからないことがあり、そのネズミを処分しなければならないデメリットがあります。
また、これは毒なので、小さな子どもやペットがいる家で殺鼠剤を使うと誤飲のリスクがあります。誤飲してしまうと中毒症状が出る可能性があり、注意が必要です。

粘着駆除シート

粘着シートは、ネズミの導線に設置して捕獲します。ネズミが通った場所がわかっているなどして、罠を仕掛ける場所がわかっているときに有効です。警戒心の高いネズミは、ジャンプしてシートを飛び越えることもあるので、隙間なく広く設置することがコツです。シートを設置したら定期的にチェックをして、ネズミが罠にかかっていないか確認をします。これを怠ると、腐敗して悪臭などの二次被害に繋がります。

忌避剤

忌避剤とは、ネズミの嫌な匂いを発して、家から追い出すことを目的とした薬剤のことです。ネズミがどこにいるかわからない時や、罠をどこに仕掛けていいかわからない時に有効です。しかし、これは駆除するものではないので、匂いが消えるとネズミが戻って来ることがあり、根本的な解決になりません。

ラットサインを参考にしよう

いざ、ネズミ駆除をしようと思っても、どこに罠を仕掛けていいかわからない人は多いと思います。そんなときは、 ラットサイン を手掛かりにして、罠を設置します。ラットサインとは、ネズミの移動形跡や、住み着いている形跡のことをいいます。ラットサインにはいくつかあるのでご紹介します。

家の隅にある黒い跡

ネズミは隅を歩く習性があり、何度も行き来する導線になっている場所は、段々と黒ずんできます。これは、ネズミの体から分泌される油が原因で黒光っているのが特徴です。始めはあまり気にならないかもしれませんが、日に日に濃くなっていくので、家の隅が黒ずんでいたら要注意です。

かじった跡

ネズミは歯が伸び続けるので硬いものをかじる習性があります。もし柱や壁、食べ物などがかじられた跡があれば、それもラットサインの可能性があります。

フン

ネズミは、移動しながらフンをするため、部屋の隅にフンが落ちていることがあります。そこはネズミが通った場所だといえ、ネズミが家にいる可能性が高いです。 ネズミのフン には様々な病原菌があるので、素手では触らず、すぐに除去し、その場所を消毒をしてください。

ネズミ駆除業者はどんなことをしてくれる?

状況が深刻な場合や、安全に確実に駆除したい場合は、プロの業者に依頼することをおすすめします。ここからは業者に頼んだときの流れをご紹介します。業者によっては、アフターフォローの手厚さなどサービスに差があるので、これを参考にして業者選びをしてください。

ラットサインの確認

まずは、ネズミ被害の状況確認から行います。プロが家を見て、ラットサインから侵入経路やどこを導線にしているのかなどを見ていきます。その際、ネズミの物音がした場所や時間帯などの情報を伝え、かじられた跡などがある場合は、現物を見せ、確認してもらいます。

ネズミ駆除

ラットサインから 駆除方法 を決め、実際に駆除をします。この捕獲方法や、駆除方法は業者によって異なります。希望がある場合は、先に業者に駆除方法を確認しておきましょう。

清掃と消毒

駆除が完了したら、捕獲後のネズミの処分や、清掃、消毒をします。ネズミは様々な病原菌やウィルス、ダニやノミを寄生させており、害獣とされています。そのため、駆除の後は、清掃、消毒の必要があるからです。
ネズミ駆除を業者に依頼する最大のメリットとして、死骸の処理を任せられることが挙げられます。悩まされていたとはいえ、ネズミを駆除することに抵抗がある方は多いと思います。
衛生面や、自身で徹底的に駆除することの難しさ、死骸の駆除を依頼できるといった理由から、業者に頼むメリットは多いといえます。

アフターフォロー

業者によっては、アフターフォローが手厚いところがあります。
サービスの内容としては、駆除の際に見つかった侵入経路を金網などで防いでくれ、再発防止するものや、一度で駆除することが難しいと判断された場合に、経過観察や複数回に渡って駆除をしてくれるところがあります。
検討している業者のアフターサービスも契約前に確認しておきましょう。

ネズミを家に入れない工夫をしよう

そもそもネズミを家に入れないようにすることが大切です。ネズミは食べるものや、安全な場所を求めて人の家に侵入してきます。そのため、餌になるようなものを放置しないようにし、巣材になるような段ボールや新聞などはすぐに処分するようにしましょう。

 

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