はじめてフォトスタジオをご利用される方ですと、フォトスタジオがどんなところなのか、どんな準備をしていけばいいのか、分からないことが多く不安に思われるのではないでしょうか。
実際、フォトスタジオをご利用されたことのある方からは「あれを準備しておけばよかったー!」などの声をよく聞きます。
そこで今回は、フォトスタジオご利用経験者の失敗談も踏まえ、フォトスタジオをご利用する上で覚えておきたい6つのポイントをお届けします。
これを読んでいただくことで、皆様にとってフォトスタジオでの体験がよりよいものになることを願っています。
1.スタジオ選びは妥協しない
<失敗談>
・写真のテイストや撮影のされ方、撮影環境が好みではなく大失敗でした。特別な日にフォトスタジオに行くので思い出としても良いものにしたい気持ちがあり残念でした。
・時間をかけて何十枚も撮影しましたが、撮影料とは別料金で数点しかプリントしてもらえないことを撮影後に説明され、データはもらえませんでした。
フォトスタジオの雰囲気や撮影のスタイル、サービス内容はスタジオによって本当に様々です。
皆様の大切な日に素敵な時間をお過ごしいただくために、事前にしっかりとスタジオ選びをしていただくことをおすすめします。
次の3点は特に重要であったり、見落としがちなポイントですのでぜひ意識してみてください。
(1)写真(作例)が好みかどうか
(2)写真のデータはもらえるか、枚数や納期はどのくらいか
(3)主役の子供だけでなく兄弟や家族での撮影が可能か、料金に含まれるか
2.お昼寝の時間帯は避ける
・子供が小さい時、予約の時間と昼寝のサイクルがかち合ってしまい眠くて不機嫌の中撮影をしなければならなくなった。
・お昼寝時間がずれ、終始不機嫌。
言うまでもなく、小さいお子様にとってお昼寝タイムは絶対です。
お父さんお母さん、スタジオの方がどれだけ頑張ってもお昼寝タイムのお子様をニコニコさせるのは至難の業。
その時間でしか撮れないやむを得ない事情があったとしても、やめておくことをお勧めします。苦い思い出になりそうです。
3.どんな写真を撮りたいか考えておく
<失敗談>
・小さいときに親子写真撮っておけばよかった。我が家は男子兄弟で、かつ既に大きくなってしまってなかなか一緒に写真撮影してくれないので、私を含めて男だけで写真撮っておくのもやっておきたかった。
・家族全員でお揃いの服を用意すればよかった。
フォトスタジオの方はその道のプロですから、ポーズの取り方などたくさん提案してくれると思います。
ですが、当日レンタル以外の衣装は事前に用意する必要がありますし、撮影時間にも限りがあります。
より満足のいく写真を撮るためには、どんな写真がほしいのか考えておくことが重要です。
4.子供がお気に入りのおやつやおもちゃ、衣装を持っていく
<失敗談>
・子供が泣いて撮影が中断し、結局3回も撮影しに行くことになった。
・子供の集中が続かないので、ちょっとしたお菓子を用意しておけば良かった時がありました。また衣装のレンタルもあると思いますが、子供自身のお気に入りの服があるので、持込料がかかっても、子供の機嫌が継続する様にもっと対策をしておけばよかったと思いました。
慣れない場所で知らない大人に話しかけられる、写真を撮られる、というシチュエーションはお子様にとって快適なものではありません。
スタジオの方によるお子様を盛り上げる努力、工夫にはいつも感服させられますが、それでもお子様によっては緊張や疲れで撮影困難なケースが珍しくないことも事実です。(「フォトスタジオ行ったら疲れちゃったからもういかない」となるのは大体このケース。)
そんな時、お気に入りのおもちゃやおやつがあると大変役に立ちます。
お父さんお母さんの精神衛生のためにも、この時ばかりは徹底的にお子様を甘やかしていいと思います。
なおスタジオ内での飲食可否についてはご利用のスタジオまでお問い合せください。
5.撮りたい写真は優先的に撮る
<失敗談>
・一番優先して撮りたい写真を先に撮影すればよかったと後悔しています。最後の家族写真の時には既に子供が嫌がっており、泣いている子供を無理やり抱えている写真ばかりになってしまいました。
・息子と娘を撮影してもらう際、2人同時に撮影する頃には娘が疲れてしまい2人の笑顔の写真が撮れなかった。
フォトスタジオでの撮影時間はスタジオによりますが、だいたい30分から1時間ほどになるところが多いです。
子供は自由に動きたいのに、30分以上も動きを制限されアレコレ指示を聞くのは大変なストレスなはず。
上で「どんな写真を撮りたいか考えておくことが重要」と書いたのはそのためでもあります。
撮りたい写真は撮れるタイミングを逃さず撮る必要があるので、スタジオの方に事前に伝えるようにしましょう。
6.要望や疑問点はしっかりと伝える
<失敗談>
・名前、顔が中性的だったため、女の子と間違えられながら撮影をされていた。フランスの子供部屋をテーマにしたセットで女の子風の洋服を着せられていたが、それもフランス風だからかもしれないと思って言い出しにくかった。
・すごく笑わせてくれるのはいいですが、ほとんど子供の顔がくしゃっとしたブタ鼻になってて気に入った写真が少なかった。
撮影中、スタジオの方は必死です。
限られた時間の中でお子様のよい表情を引き出さなければならないですし、いつまで機嫌のよい状態が続くか分からない中で1枚でも多く素敵な写真を撮るため常時フルパワーです。
はっきり言って、私は声かけにくい!
でも、そこは勇気を出して声をかけます。
スタジオの方は間違いなく、ご家族が喜ぶ写真を撮りたいと思っています。
あなたの期待に応えたいと思っています。
ですから、要望や疑問は遠慮せず伝えましょう。最大限応えてくれるはずです。
準備から撮影までの6つのポイントをお届けしました。
皆様がフォトスタジオで過ごす時間が特別なものになりますように。
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